この1本のけん玉から――
なかⅡでは、「けん玉認定」の期間を年に1回以上設定していて、その期間の前後はけん玉のあそびがとても盛り上がります。

基本的にけん玉は「あそび」なので、あそびそのものを楽しむのが第一です。
しかし、けん玉やコマといった「伝承あそび」と呼ばれるあそびの中では、技術を求められる場面もあり、どれだけ練習していても自分の思うように技ができなくて、楽しさよりもしんどさの方が大きくなる事もあります。

それでも、取り組み続ける中でそういった「できなくて、くやしい。」という気持ちが、「できるようになりたい!」という想いに繋がり、一緒に取り組む子たちと、時には競いあい、時には教えあいながら練習を重ね、やがて今までできなかった技もできるようになる事で、大きな達成感とともに、「けん玉」がますます好きになっていきます。

そして、こういったあそびを子どもたちが「したい!」と思う、最初の動機となるのが、「面白そう!」という興味と、「あの人みたいにできるようになりたい!」という憧れです。

1本のけん玉 2016


けん玉の取り組みは、「この1本のけん玉から」という言葉が象徴するように、あくまで、けん玉という「あそび」の世界への入口でしかありません。そして、その世界の行き先を決めるのは大人ではなく、子どもたちです。「認定」に粘り強く取り組み、技の技術を高める。「認定」にはない、多種多様な技を会得する。「もしかめ」の継続回数を増やす。「もしかめ」を好きな音楽に合わせてする。実は「けん玉積み木」が一番楽しい。「ストリートけん玉」のような、連続技を追究する。1人でコツコツする。誰かと一緒にする…と、「けん玉」という1つのあそびに、一人ひとりがそれぞれの想いを持って取り組みます。

この「自由度」の高さこそ「けん玉」の醍醐味であり、「伝承あそび」と呼ばれるほど歴史のあるあそびとなったのではないでしょうか。物理的な「自分だけのけん玉」から、自由なあそび方としての「自分だけのけん玉」に昇華しつつ仲間と共有する――。「1本のけん玉から」という言葉には、そんな取り組みへの願いも込められています。

…と、長くなってしまいまいたが、要するに「けん玉」はとても奥が深く、何より楽しい「あそび」なのです。
そして、その楽しさは実際にやってみることでしか味わえません。

ブログをご覧のみなさんも、けん玉を(経験のある方も久しぶりに)やってみませんか?

[ 2016/07/06 12:18 ]

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